育休中の主婦の資格取得に意味がなかった?資格を取る時の注意点。

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再就職する主婦の資格取得に意味がなかった?資格を取る時の注意点。

妊娠・出産を機に育休をとったり、出産を機に退職する女性は多いですよね。
子育て中に資格を取っておいて、子育て後の就職につなげよう。と思っている女性は多いはずです。
私も子育て中は無職。下の子供が幼稚園に上がってから再就職先を探したタイプです。
資格取得は一見賢い選択にも思えます。しかし、私は資格をとってからもうちょっと上手くやるべきだったと後悔しました。
もっとうまくやる方法があったのではないかと思っています。
私の経験と資格をとる時の注意点をお伝えします。
育休中で資格を取ろうとしている方の参考になれば幸いです。

子育て中に2種類の資格を取得

育児中は初めての子育てに一生懸命!子供は可愛いやら、忙しいやらで毎日あっというまに過ぎていきます。
ですが、子育て中も、ずっと再就職のことは頭の隅にひっかかっていました。
どこか心にモヤモヤとした不安・・・・。
今はいいけど、この先、教育にかかる費用のことも考えると不安。少しでも収入をプラスするために働きにでなくては。そう思っていました。
育児中に再就職の為にできることはなんだろう。
資格ならばとれるかもしれないと挑戦しました。
私は2種類の資格を取得しました。
2人の子供の育児中に私が取った資格は2つ
1.保育士
2.歯科助手
です。
どうでしょうか?将来の就職に活かせそうな資格に見えますでしょうか。

保育士

保育士は現在保育士不足もあるため、需要があるのではと取得しました。
また、自分の子育ての参考になるかと思いました。
 
保育士の資格は、通信教育で一番よく知られているんじゃないかというあの会社の講座を受けて取りました。
子供が寝ている間に資格の勉強をするというなんだかCMにでもありそうなべたなことをしてしまいました。笑
でも、そんな美しい感じではなく、ズタボロになりながら取得した感じです。
子供の寝ている間に勉強をするのはすごく大変でした。
しかも結局資格をとるのに2年かかりました。
保育士の試験は全部で9科目あり、合格した科目は次の年に免除され、残りの科目だけ受験できるようになっています。私は最初の年に7科目合格し、残り2科目を翌年受験しました。
何とか実技もクリアでき合格できた時は心の底からやった!という気持ちでした。

歯科助手

こちらは私は歯医者さんには治療に行ったことしかないのに、取得しました。
なぜなら、この職種は短時間パートの募集などがあったからです。
医療事務も同様に短時間パートの求人があったので迷っていたのですが、
たまたま市の紹介する女性のための再就職セミナーに歯科助手の講座が開講されたので
それをみて応募し、試験を受けて取得しました。
この時は計8回くらいのセミナーでしたが託児付きだったので
安心して受講することができました。
 
しかし、こうして種類の資格をとったのに
今は全く関係のない仕事をしてしまっているのです!
 
子育ての忙しい中・時間・お金をかけてとるのですからもっと注意が必要でした。
私がどうしてこのようになっているかというと・・
 
1.自分の過去とあまりにも関係ない資格を取得した。
2.新職場に新人として入るのに怖気づいた
 
というのがあります。
 

資格を取る時の注意点

私は結婚して、出産する前、社会人経験をしたときの職種とかけ離れた職種の資格を
憧れまたはやってみたいという希望だけで取得してしまいました。
正直、資格を取得したからと言って、
いきなりその筋のプロフェッショナルになれるわけではありません。
その資格をきっかけにその分野に入ることはできますが、やはりモノをいうのは実務経験。
実務経験の要求される現場ではもし就職したとしても、1からの新人として入ることになります。
保育士であれ、歯科助手であれ、もうすでにベテランの方がバリバリ働いていらっしゃいます。もしかしたら自分よりずっと若い子の下について指導をうける。ということになるかと思います。
一度社会人を経験した方ならわかるはずですが、新人として指導を受ける時はかなり疲れます。
子育てでストレス、さらに職場でのストレスが重なり、もしかしたら子供にあたったり、家庭がすさんでしまう可能性も考えてしまいました。そう考えたら怖気づいてしまったのです。
それだったら、過去に経験のある職種にプラスになる資格を取ったほうが、実務経験もあり、すんなりいくし、資格試験も取りやすくなる可能性があります。雇用主も中途採用なら実務経験がある人材を好むものです。
そもそも、育児中で時間がない、お金も節約したい。という時にキリキリしながら資格をとるならプラスにならないともったいないですよね。
保育士は国家資格なので、資格の1つとして保有したのよかったです。でも、実は医療事務、歯科助手などは実務経験不問。という募集も結構あります。
「PCのスキルがあれば大丈夫です。経験がない方でも丁寧に指導します」と記載した募集を何件も見ました。
だったら、資格をあえて取らなくても再就職のときにそういったところに応募するほうが新人としてすんなり入りやすく、初期コストもかかりません。
逆に資格必須とある職場に資格あるんだからできるでしょ。と言われてもプレッシャーになってしまいます。
資格さえとれば大丈夫。と安易に考えてしまうと、あとで職場を決める時困るかもしれません。
まずは、自分の持つ実務経験にプラスできる資格を考えるなど、安全圏内から攻めていくほうが確実にステップアップできます。
再就職だからといってさあ1から!と振り出しに戻すと苦労するかもしれません。
主婦の方は結婚前などに社会人を経験されているはず。
その時培った自分の持っているスキルにプラスアルファが再就職への近道。
時間がない分、最短コースを狙いたいものです。
※もちろん、これらの話は再就職を機に新分野に飛び込みたい!という方には当てはまりません。新しい職種に飛び込むに場合だったら、それに関連する資格を取得するだけでなく、その職種の人と事前に接触したり、調べておくのがいいと思います。育休中に新しいフィールドを開拓するのはきっと楽しいはずです!
育休中に次どんなことをするのかを考えるのはいいチャンスです!
備えあれば憂いなし。いいステップアップのチャンスに育休を活用してください。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。少しでもご参考になれば幸いです。
 

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この記事を書いた人

2019年パートを退職して、自宅で幸せに働く主婦です。
在宅ワークや日々の暮らしについて書いています。

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